小さな庭の家庭菜園

小さな小さな庭でもたくさんの野菜を収穫したい!!混植栽培で多収を目指すブログです!

カブが壊滅的な被害をうけた話 犯人はコナガとナムシ

こんにちは!カジ子です!

防虫ネットで箱入りで育てていたカブたち


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1回目の間引きをして


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順調に育っていたのですが1日でこんな姿に


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次の日にはこんなになってました。
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よーく見るとカメムシみたいな奴と芋虫が住み着いていました。芋虫はかなりの数で取っても取っても被害がおさまらない。

検索の結果、ナガメとコナガであることが判明。


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ナガメの生態

カメムシの1種 

成虫・幼虫ともにアブラナ科の葉の汁を吸う。吸われた葉は白い後が残る。数が多いと萎れて枯れてしまう。

ナガメは成虫で越冬し、4~10月の間に年に2回発生する。

 

ナガメの駆除

手でとーる

目立つ色をしているので、見つけ次第補殺です。幼虫も成虫と同じような色・形をしているので見つけやすいです。

 

薬剤を使う

スミチオンが効果があるそうですが

スミチオン乳剤 500ml

スミチオン乳剤 500ml

十分に効かないという説もあり、必ず仕留められる薬剤はいまのところないようです。

 

せ付けない

カジ子は失敗しましたが、やっぱり防虫ネットで予防は基本です。

 

コナガの生態

小菜蛾と書くように、アブラナ科を好んで食害する蛾の仲間。

成虫は6m程の小さな蛾です。卵は一粒づつ産み付けられ、卵から羽化した幼虫は葉っぱの中に潜り、内側を食べていきます。ある程度大きくなると、葉っぱからはでてきて、葉の裏を中心に葉脈を残すように食べていきます。食べた後は白斑のようになります。大量に発生すると、株全体が白っぽくなり、光合成が阻害されて弱ってしまいます。新芽の柔らかい部分を好んで食べるので、キャベツなど結球する野菜が結球部分を食べられてしまうと、結球できなくなります。

産まれたばかりの頃は黄色っぽい色ですが、大きくなると次第に緑色になっていきます。

コナガと他の幼虫の見分け方

  • 1㎝程と他の幼虫より小ぶり
  • しゃくとり虫のように歩かず、後ろに後ずさりする
  • 触るとピンピン跳ねるような動作をする
  • 葉から簡単に落ち、落ちる時に糸をはく

 

こいつらは本当に厄介!!

厄介ポイント1 発生頻度が高い

孵化から成虫になるまで2週間程しかかからないので、春~秋まで10回程世代交代します。繁殖力も旺盛です。

厄介ポイント2 薬剤に抵抗性をもっている

薬剤への抵抗性を身に着けるのが早いので、同一薬剤を使用し続けると、抵抗性を持つ個体が産まれてしまいます。複数の薬剤をローテーションで使う必要があります。

 

コナガの駆除

手でとーる

卵の内に見つけるのが得策です。卵は葉脈部分や食害あとによく産み付けられています。孵化してしまうと、小さい内は葉っぱに潜ってしまうので、見つけるのは困難です。

 

薬剤を使う

複数をローテーションで使用しないと、抵抗性がついてしまいます。

 

 

 

せ付けない

カジ子は失敗しましたが、やっぱり防虫ネットで予防は基本です。

 

キク科、セリ科の植物と混植する

カジ子の家では同じ防虫ネット内に人参のプランターを入れてましたが、人参には全く被害はありませんでした。なので、混植は一定の効果があると思います。

 

カブは壊滅的被害なので、もう諦めて植えなおすしかありません。無念です。コナガの発生のピークは初夏と秋なので、次もどうなるかわかりませんが、めげずに頑張ります。